3月19日(土)Fポイント 雨後曇り 平温 無~微風 13尺 2枚 2/2
連休は予定が入っているため雨天決行、Fポイントへ行くと斜向かいに舟釣りが1人だけ、春雨の中にまるで詩人のようで絵になる。人間には孤独な時間が必要だ・・・
しかーし水面はギャング(川鵜、オオバン)の溜まり場だ。この季節まだギャングが少なかった頃は、新ベラが接岸し入れパクだったのが・・・8寸位のへら鮒まで捕食する川鵜は、1日に1.5~2.0㎏も食べると言うから、ヘラ師の分が少なくなる訳だ。
と言う訳で竿は中間の13尺、微風だが根掛りが気になり、前回セットのまま中通し。エサはいつもの如くダンゴとグルテン。たまにモジリらしきものも有るが、何せ水鳥が多いため確認は難しい。
これだけギャングが居れば、暫くアタリは無いだろうと思いつつ始める。オマケに午後から風雨が強くなると言う予報に、急ピッチで餌を打つ。
暫くすると浮子が「スー」と横移動、雨のため魚類は浮いて浅瀬を目指しているが、そこにはギャングが待っているので、右往左往している模様だ。ここで1人下流側へ入り16尺を出す。2人になればギャングも少しは遠巻きになるかと思ったが・・
そして1節の「モゾ」で尺上のスレ。次は1節の「戻し」でヤマベ。寄って来たか・・すると1節の「モゾ」で漸く1枚。40㎝と言いたいが精確に測ると2mm程足りない。
午後から風雨が強くなると言う予報は見事に外れ、鏡面に薄日さえ射して来た。すると魚信は全く無くなり、毎年の事ながら春先の予報はかなり難しいのだとつくづく思う。
「アタリが出始めると鵜が姿を現す」とお隣さんも嘆く。潜水距離が長くて、何処から潜り始めるのか解らず、パチンコの打ちようが無い。それにしても鵜は凄いセンサーを持っているものだ。羨ましい。
早上りの予想が外れて餌を追加すると、小さいアタリは有るが食わない。ジャミは「戻し」ヘラは「モゾ」のアタリだと思ったが全てカラだ。すると、落ち込みで「トンカチ」合わせる間も無く伸されて上針ロス、何なんだアレはヘラ、バス・・??やはり浮ついてるヤツが居る。
そして、お隣さんが見事な尺上を絞った。しかし、後が続かず早上りした。五魚も漸く尺上を1枚追加して納竿。バサーが来て「先日ワンドの入り口でハナアゲが有った」と言う。やはり季節はそこまで来ているのだ。ただ桜の開花はまだ1週間位先になりそうだが・・・